3回に渡ってご紹介してきましたが、今回が最終回です。早速行きます。
前回までの記事は以下より。
- デスク紹介の続き
- 左側
- Universal Audio OX
- TWO Rock Crystal
- MAGNATONE M-80
- KLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / 2A-KT
- RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / R6
- RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / Portico 511
- MIDAS ( マイダス ) / PARAMETRIC EQUALISER 512 V2
- dbx ( ディービーエックス ) / 215s グラフィック・イコライザー
- KLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / 76-KT コンプレッサー
- KLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / EQP-KT
- iPad Pro
デスク紹介の続き
デスク引き出し
デスク下部には引き出しタイプのキーボード入れがあります。ミニキーボードやDI、プリアンプなどを置いています。
KORG K-25
ミニキーボード。もう15年くらい使っていますがほとんどホイールしか使用していません。
現在は多分廃盤です。
Line6 HX Stomp
デスク上にある時はベースプリアンプ、アコギラインのプリアンプや、エレキギターのドライ音とウェット音を分ける時の分岐点にしています。
地味にHX Stompのチューナーが好きなので、あえて通してチューナーだけ使うこともあります。
ギグの際は隣のODもろともボードとして取り出せるので、エフェクトシステムとしても稼働しています。
Black berry JAM Wild blueberry
長年使っているエンドースメントブランドのODです。
エレキにも、アコギにも使っています。デジタルエフェクトに混ぜる事で、音にアナログの命が吹き込まれる感じがします。
AER dual mix 2
アコギ用プリアンプ。2chなのでライン+マイクをミックスして、リバーブなどのエフェクトもついています。
デスクでは、アコギのライン入り口にしたり、取り付け型コンデンサーマイクDPA ( ディーピーエー ) / 4099-DC-1-199-Gにファンタム供給に使用しています。
BOSS FS-7
ボスの定番フットスイッチ。デスク上ではAERのミュートで使用しています。
ライブではHX Stompの追加フットスイッチとしても使えるので、役に立っています。
AMATERAS 0001-compact
奥にはカフェオレーベルのライントランスを仕込んでいます。音が薄い時に通すと太くなる不思議な箱です。笑
デスク下
東洋リビング ( トウヨウリビング ) / ED-25CAM(RW) 防湿庫 デシケーター
防湿庫。マイク5本とカメラレンズ、ファズなどデリケートなエフェクターを入れています。
エフェクターボード
メインのエフェクターボードです。ツアーや大きめのライブの際はメインのエフェクトシステムとして持ち出します。またこれは詳しく記事を書きます。
2022/9/28
書きました。
左側
デスク左側にはアウトボード機材をまとめています。
押入れの扉を取っ払っています。
Universal Audio OX
定番のアンプロードボックス。
正直アンプキャビにマイクを立てて録った音より好きです。
最近の音楽や、打ち込みドラムとの相性が良いギターが録れます。
専用アプリで詳細にキャビやマイクのセッティングをできるので、あらゆるオーダーに答えられますし、1台のヘッドアンプからもかなり幅広い音作りができます。
TWO Rock Crystal
ダンブル系ヘッド。音の出口まで最短の配線をしているそうで、チャンネルはクリーン1チャンのみ。
めちゃくちゃ質のいいリバーブもついています。
主にクリーンカッティングやヴィンテージ系のギターとの相性が抜群です。
MAGNATONE M-80
マーシャル系ヘッドアンプ。クランチ〜モダンゲインまでの録音で使用しています。
メインのエフェクターボードはこのアンプのセンドリターンと4ケーブルメソッドで接続できるようにセットアップしてもらっています。
KLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / 2A-KT
Teletronix LA-2A を象徴するクラシックチューブコンプレッサー/レベリングアンプ
アコギや歌の収録時に通しています。ナチュラルに音を揃えてくれます。安価ですが十分な仕事をしてくれます。
RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / R6
余裕のある電源供給力と豊富なコネクティビティと高い信頼性を備えた500シリーズモジュール用6スロットシャーシ。
いろんなシャーシがありますが、デザイン的にこれが好きです。
RUPERT NEVE DESIGNS ( ルパート・ニーブ・デザイン ) / Portico 511
500シリーズ・フォーマットのコンパクトなボディに伝統のサウンドを集約したマイクプリアンプ・モジュール。
とにかく生々しくナチュラルなサウンドになるので、何でもかんでも通しています。
MIDAS ( マイダス ) / PARAMETRIC EQUALISER 512 V2
MIDAS HERITAGE 3000をベースにした500シリーズ互換の4バンド・パラメトリックイコライザー
クセもなく、ナチュラルかつ効きが良いです。値段も安いのにとても使えるEQです。
変な味付けがないので、使いやすいです、
dbx ( ディービーエックス ) / 215s グラフィック・イコライザー
ステレオ15バンド・グラフィックEQ。20mmフェーダーを採用。コンパクトな1Uサイズながらスムーズなフェーダー、XLR位相切り替え等上位機種に引けを取らない仕様。
シンプルなEQです。基本はベース用にセッティングしてしまっています。
サウンドハウスの在庫をみるKLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / 76-KT コンプレッサー
1176系の安価なコンプレッサーです。問答無用でパンチのあるアノ音になるので、ロック系の楽曲を作っている際はギター、ボーカルはマストで通しています。
サウンドハウスの在庫をみるKLARK TEKNIK ( クラークテクニック ) / EQP-KT
EQP-KTは、1950年代初頭に初めて製作された伝説的なPultec EQP-1Aイコライザーからインスピレーションを得ています。ヴィンテージのPultecユニットは非常に希少で高価ですが、EQP-KTは驚くほど手頃な価格と現代向けにリファインされ、自宅スタジオでも同等のクオリティのマスタリングを可能とします。
最終的なインプットまでに真空管を通っていない時に刺すといい感じになります。
あまりEQとしては使っておらず、味付けとして稼働している感じです。音のトゲが取れるので、全体の音馴染みがよくなります。
iPad Pro
12.9インチのものです。デスク上ではサイドカーでサブモニターにしており、UADコンソールを常時配置しています。
ライブ時は譜面ビューワとして使用するので、最も大きいサイズのiPad Proにしました。
正直もっと大きいのが欲しいです。
ALESIS RECITAL 88鍵 キーボード
制作時はピアノもソフトシンセの音源で自分で弾くので、とにかく88鍵で安いキーボードを探していてたどりつきました。
タッチはペラペラですが、僕には十分です。不具合もないし、意外と内蔵音源も良いです。
本体スピーカーも付いていて値段も安価なので、企業努力だなぁと思います。
左側下部
というか押入れ下部ですね。w
キャビネット置き場です。
String Driver SD212
OXのスピーカーアウトに接続しています。生音をモニターしたいときに鳴らしています。
Two Rock Crystalとセットアップにしてオーダーしました。長澤光顕氏製作の貴重なものです。
ライブ時は持ち出しています。
Darkglass Electronics DG112N ベースキャビネット
ベースでのライブはないので外に持ち出したことはありませんw
Darkglassのヘッドと常に接続していますが、あんまり音出していません。
おまけ
最近フィギュアに凝っていて、機材の上を占領して行っています。そろそろディスプレイケース買おうかなぁ。特にグリッドマンが好きなので、何かと買ってしまいます。
いかがでしたか?
当然ですが、書き出すととてつもなく膨大になってしまいました。
実際に仕事で使用している機材なので、何かの参考になれば幸いです。
自分自身も、まだまだ改善点や追加、変更したい機材は配置など色々あるので、また変更点があれば記事にも反映したいと思います。
それでは、お付き合いどうもありがとうございました。