あなたの好きな音楽ジャンルってなんですか?
J-popです。基本的にはYoutubeでおすすめに表示された、再生数の多い曲を聴いて好きになる事が多いです。
ダンスボーカルグループが好きです。アイドル寄りっていうよりかは、本格派で実力で売っているグループしか好きになれません。
バンドです。みんなが聴いてるようなのってあんまり聴かないんです。あ、最近好きなバンドが映画の主題歌担当したんですけど、変に人気出てほしくないんですよね〜。
とまぁ色々です。
好みは多々あると思いますが、全部「J-pop」が好きな皆さんだと捉えています。
えっ!僕はそんなミーハーな音楽聴かないです。マニアなんでw(てへっ)
という気持ちもわかりますが、日本のメディアで、日本語の曲で何かしらのチャートに入って映画の主題歌になったりなんなりのタイアップが付く曲は「J-pop」です。「商業音楽」なんです。
ある一定数の「商業音楽否定派」みたいな人っていますが(以下記事でなんとなく書いています。)、そういう人ほど実は音楽にちゃんとお金を使ってくれていたりするわけですね。
「商業音楽のふりをしていない商業音楽」にね。笑
僕も、10代後半〜20歳くらいまでは、もれなくこじらせタイプの人間でした。「J-Popって、●ソ」なんて恥ずかしい事を大声で豪語していました。(恥)
今となっては、J-pop大好き、商業音楽大好きおじさんになってしまいましたが、それまではずっと「商売にならない音楽」で何かを成し遂げようとしていました。なんて不毛な事をしていたんだろうと、若干後悔なんかもありますが、なぜJpopをダサいと思わないほうが良いかを解説します。
海津君の好きなジャンルって何なん?
と聞かれて
お金になる音楽です。
と言ってドン引きされたこともありますが、今はこれくらいまでに振り切るまで成長しました。笑
だって、結局「音楽で稼がないと」「もっとやりたい音楽」って、できませんよ?
え、「良い曲」って本気で言ってる!??
昔は、本当はクラシックをやりたいけど、メシのタネにするために歌謡曲(J-pop)のアレンジをしたものだ。
歌謡曲なんて中身のない音楽を世間の人は欲してるけど、そんなんのはチャチャっとやってやるよ。
みたいな大御所、ベテランの武勇伝を聞いた僕は、完全に「こじらして」いました。
Jpopなんて中身のない音楽は、コンテンポラリージャズな音楽をやっている俺からしたら余裕で作れるわ。
そんな僕は「マニアックな音楽をやっていく資金稼ぎ」として、Jpopの作家事務所の門を叩き、コンペに参加しはじめました。
「いや…全然勝てへんやん。。。」思ったより、Jpopの壁、厚かったんです。
楽曲コンペについては以下の記事より。
そして、ふと上司から
「この前出た〇〇のアイドルの曲、すごいいい曲だよね。メロディも美しいし」
みたいな事を言っていたので「またまたご冗談をwww」と言ったのですが、こっぴどく叱られました。笑
僕ら(こじらせた人)からすると「Jpopの曲いいよね〜w」っていうのは、仲間内ではある種ディスで使っていたからです。
本当に、舐めてかかっていましたね。
Jpopを作っている人は、Jpopを本気で作っている。
先の大御所の話がありましたがそんな話は、はるか前世紀の話です。
そんな片手間でJpopが作れる時代じゃありません。
リスナーだって、馬鹿じゃありません。
マニアックな音楽をやっている人がこんなことをよく言います。
「予算がないけど、私たちの納得の行く音楽を追求しました。本当の音楽好きに届けばいいなと思います。」
「Jpopは簡単なので、作ろうと思えば作れます。」
あの...本当の音楽好きって、なに?笑
大勢の人を納得させれないような奴の音楽、誰が聴きたいですか?
誰にも聴き入れられない自分よがりの音楽を言い訳してるだけじゃないですか?そもそも、あなたに予算がないのは何故かわかりますか??
多分、一般的なJpopの制作予算聞くと、ぶっ倒れますよ?笑
我々がやっているのは大衆音楽です。大勢の人を納得させる曲を作るのは、とても難しいんです。
「簡単なJ-pop」「作れそうな音楽」って、実はとっても緻密なんです。ぜひ一度、作ってみて聴かせてください。
結局、Jpopに媚びてますよね?
最近のJpop〜♪
僕がまだアマチュアの時、共演者でこんな歌詞の歌を歌っている人がいました
「最近のJpop〜♪空を見上げ過ぎ〜♪最近のJpop〜♪二人で歩きすぎ〜♪」
よくありそうな歌詞をディスる歌を歌っていました。
確かにwと納得してしまいましたが、逆にお前Jpopめっちゃ好きで研究してるよな???w
と思いました。笑
着眼点はなかなか良いですが、かなりセコいやり方です。
会いたくて会いたくて。。。
昔のバンドメンバーがこんなMCをしていました。
「会いたくて会いたくて震える、みたいなしょうもない歌詞の曲が流行ってるけど、俺は本物の音と言葉を届ける。」
僕はこの歌詞を歌っている元の歌手の方が大好きだったので(コンサートもしょっちゅう行ってました)そいつの顔面をギターのヘッドで殴って出て行こうかと思いましたね。笑
(その後申し訳ないけどめっちゃ不機嫌でステージをしましたww)
お前の”本物の言葉”、全然届いてないよ。
会いたくて会いたくてって言っている方が、みんなの心、そして、お前の心にしっかり届いてるよ。w良い印象でも、悪い印象でも、影響されてるお前の負けです。
Jpopを作っている人、どんな人か知ってる?
このように「馬鹿にされた」としても、良くも悪くもしっかりとその人の心に届く。それが大事なんだと思います。
ネガキャンだとしても、こいつみたいに毎回MCで人に広めてくれている。なんて光栄な事なんでしょう。笑
そんな事も加味しながら、僕たち商業作家は日々世間の皆様(こう言うアマチュアの音楽家の人たちの話のネタのためにも)に向けて、楽曲を一生懸命作っているのです。
「本物の音楽」しか知らないあなたより、「偽物の音楽」は何か、も知っていて、たくさんの知識や技術があるんです。
自分のやっている事に自信を持て。
結局こういう、自分より認知度があるものをdisっちゃうのって、自分のやっている事に自信が無いからなんですよね。
流行って無かろうが、誰にも聴かれ無かろうが、本当に自分が心から好きで自信のある音楽ができていたら、周りの事なんか目にも耳にも入ってこないし、どうでも良いと思うはずです。
自分のやっている事が「ミーハーな音楽」と分かっていても、その「ミーハー」を突き詰めている。その中に少しの「反骨」を潜ませる。腐らずそこには信念がある。その方がかっこよく無いですか?
例えば、Jpopの中にも、ふとした瞬間にすっごいトガったアレンジが入っていたりします。
わかりやすいところで言うと、Perfumeさんの「ポリリズム」とかね。
まとめ
あなたが小さい頃、テレビの向こうから夢を与えてくれたアーティストは誰ですか?
小中学校の頃、友達と一緒に歌った曲はなんですか?
まさか、ローリングストーンズじゃないですよね?笑
僕は、初めて買ってもらったCDは「めざせポケモンマスター」です。初めて歌詞を覚えたのは安室奈美恵さんの曲です。
自分はジャズギタリストなんだと思って、これらを全否定してこじらした頃もありましたが、作り手が本当にプロなんだと知り、今は全部大好きです。
僕の大好きなジャズギタリスト(超マイナーな音楽)のAndreas Obergさんは、Kpop界(超ミーハーな音楽)を代表するコンポーザーになりました。
僕は、これからの日本の子供たちが、みんなの思い出として心に残る曲を作っていきたいです。そして、10代になった時にディスられて、また大人になって戻って来て欲しいのです。笑