Kevin Kopp K-42【機材レビュー】

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機材レビュー
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2024/3/14使用楽曲を追記しました。

2023/8/27 使用楽曲情報を追記しました。
2023/5/8 実際の使用楽曲を追記しました。

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入手の経緯

元々メインで使っていたギターが、サイドバックローズのマーチンタイプで、とても気に入っていたのですが、どちらかというと爽やかなサウンドだったので、正反対のどっしりしたマホガニーの音がするギター、つまりGibsonのJ-45タイプのギターを探していました。

ところが、現行のJ-45は、ピック弾きでジャカジャカ弾くには良いんですが、指弾きでは全く鳴らなくて、かといって高級ラインだと高いし、納得いく個体に出会えずにいました。

J-45は当たり外れが多いなんて言いますが、当たり外れと言うよりは、「いろんなタイプ」がいるだけなんだと思います。現行のJ-45もピックで弾く分には悪くないんですよね。器用じゃ無いというか。でもそれを育てる気も起きないけど。笑

そこで色々と周辺のメーカーのJ-45タイプのコピーモデルなどのギターを探していたのですが、最初に候補に上がったのが、「CREEK Time Machine Series」と言うギターのJ-45タイプ。
どうやら三木楽器の専売楽器っぽいですが、どこで製作しているのかは教えてくれませんでした。

で、実際試奏に行ったのですが、スペック的には指板がハカランダだしかなり期待していたのですが、ちょっと求めているのとは違いました。全体的に80点というか。。。笑(ごめんなさい)

他に良いアコギを持っていなかったら決めてたんですが、すでに良い楽器は持っているので、スルーしました。

結局ビンテージにするか。。。

色々調べたり試奏したりで結局一年くらい経過してしまい、結局ビンテージにするしかないか。。
と言うところまで来ていました。

基本的に僕、ビンテージはあまり買いたくないんです。
ただ単に中古が嫌いだから。笑
しかも、中古の中でもボロボロじゃないですか物によったら。いくら音が良くてもそれに高額のお金を払えないんですよね〜。笑

渋谷のBlue-Gさんへ。

でも、仕事道具ですから。。。w
そんな気持ちで、増崎さんに紹介してもらった渋谷の「Blue-G」さんへ。
高級ギターやビンテージギターが集まるすんごいお店です。

[Blue-G] Fine Acoustic Guitar Shop | ブルージー
東京渋谷のアコースティックギターショップ。 USAにスタッフを置き、質の高いギターのみを直輸入。ヴィンテージマーチン、ギブソン、カスタムギター、USED品をはじめ、個人制作家のルシアーギターまで幅広い品揃え!

もう妥協はしたくなかったので、予算は最高100万円くらいで考えており、とりあえず弾いた中で気に入った物にしようと思いました。60年代付近の個体を数本弾かせてもらって、どれもめちゃくちゃ良かったです。調整もきちんとされているので、現場でも全然使えそうな雰囲気。

でもね

穴開けれないんですよ。怖くて

やっぱり僕の場合は、仕事で使うので、アコースティックギターのお尻に穴を開けてプラグインできるように改造しちゃいます。

こういう高級なビンテージギターって、多分僕が死んだ後も誰かに弾き継がれて行くものだと思うんですよね。そんな貴重な物に、俺の代で穴を開けるなんて、無理っす。笑

とかなんとか考えていたら、たまたまオーダーした方から戻ってきた新古品の「Kopp K-42」を勧めてもらったのです。

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Kevin Koppとは

ギブソンカスタムショップ出身のルシアーさんで、90年代のギブソンギターの名器を数多く作られた方なんですって。

そんな方が独立して立ち上げたブランドなので、まぁほぼギブソンと言うか、良いギブソンなんです。

結局CREEKや他のJ-45のコピーモデルを弾いても「あんまそれっぽくない」んです。
マホっぽい音ではあるんですが、なんかギブソンの土臭さがないと言うか。

でもKoppギターは、その土臭さもありつつ、今の音楽にもマッチする煌びやかさもあるギターで、こいつは育てたい!と思えるギターっていう感じでした。

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それで、購入したのがこちら。

良い感じですよね〜。ちなみにエイジングのダメージ加工がしてあるので、ややボロいですが、新品同様です。笑

戦時中のJ-45を再現したギターとのことで、えぐいくらいネックが太いです。笑
でも、その分音も太いというか、どっしりしています。
僕は元々クラシックギターにも慣れているので、しばらく弾いているとネックの太さは慣れました。

冒頭の動画は、購入直後に撮った物なのですが、
前オーナーさん(オーダーされた方)はほとんど弾いてなかったようで?
最初は音がやや固かったのですが、半年弾き混んで角が取れてきて、本当にビンテージの音よりそれっぽくなりました。

今はアコースティックの現場では必ず持っていっています。
お店のHPにもまだページが残っています。

Kevin Kopp K-42 custom Torrefied & Aged (2020) | 楽器詳細ページ [Blue-G]
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実際の楽曲での使用

現在まで自分の楽曲やレコーディングをご依頼いただいた作品でもたくさん使用してきました。

2023/5/8 追記しました。

2023/8/27追記

アコギ全般で使用。

2024/3/14追記。

全般で使用。曲は安部さん。編曲は安岡さん。
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最後に

2022年現在、メインで使っているKopp K-42のご紹介でした。
やっぱり良いアコギは高い!!
でもその分、より良い音に、自分のギターのテクニックを押し上げてくれる、よき「相棒」であり、「先生」になり得ます。

なかなか市場に出回らない貴重なギターなので、Koppギターが気になっている方には少しでも参考になれば幸いです。

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