普段からギターのメンテでお世話になっており、オリジナルギターやベースも複数本所有しているPsychederhythm(サイケデリズム)のMODERNCANTER-Sと、安価なのに品質の良いペダルJHS Pedals 3 Series FUZZのレビューです。
Psychederhythm(サイケデリズム)
東京・恵比寿に店舗を構えるギターショップ・工房です。
たまたまリペアショップを探している時に紹介され、セットアップの仕上がりが自分のプレイスタイルにガッチリハマったのをきっかけに、長年お世話になっており、サイケデリズム製のギターやベースも、執筆時点で8本も所有しています。
購入の経緯
購入時の2021年春ごろから、サイケデリズムさんから「ラッカーモデルのリミテッドモデルのSTを作るよ」とお知らせを受けており、ちょうど「自分の音の基準にするtheストラト」を探していたので、完成の知らせを受けて程なくお店に伺い、購入しました。
いつもメンテ等で伺ったついでに、直近にできたギターを弾かせてもらう事が多いのですが、大概買っちゃいます。笑
それくらい、サイケのギターは良いです。
良い「ストラト」が欲しかった。
STタイプのギターは数本持っていますが、いわゆる「theストラト」と言うギターを持っておきたいと思っていました。僕にとってのtheストラトとは、
- アルダーボディ
- ローズ(orハカランダ)指板
- 6点式ブリッジ
- ラッカー塗装
- PUは3シングル
あたりが条件です。SSHやポリ塗装のギターは、仕事の道具としては必須ですが、自分の音の基準、真ん中とするためには、やっぱり往年の仕様で良いストラトが1本は欲しかったのです。
とはいえ、フェンダーのビンテージだと高価だしフェンダー自体のピッチや操作性の不安定さは否めないので、最も信頼しているサイケデリズムでこれが入手できたのは最高でした。
仕様について
サイケデリズムのブログにも記載さてれいます。
- ボディ:アルダー
- ネック:メイプル
- 指板:ローズ
- PU: Sigil Pickups / 1960 True Vintage Stratocaster LTD
- カラー:3SBS→白→ターコイズメタリック
基本的には普通のストラトなんですが、ピックアップはSigil Pickupsの、貴重なビンテージコイルを仕様したマイクになっていました。
このマイク、サウンドは結構お気に入りだったのですが、アンプによっては音が細くなりがちで、やや使いづらい面があったので、現在は同じSigil Pickupsのもう少しモダンなタイプのものに交換してもらっています。
そしてカラー!これはめっちゃ渋いです。サンバーストの上に白、ターコイズメタリックと上塗りして、その上からビンテージ加工をしています。丁寧な作業が目に見える素敵なデザインです。
FUZZとの相性も抜群
動画では、JHS Pedals 3 Series FUZZを合わせたデモプレイをしています。
FUZZとの相性もとてもよく、荒っぽいのにしっかりまとまるサウンドになります。
こんな曲で使ってます。
例えば、2022年の春にリリースしました、顔出ししないセルフプロデュースアーティスト -NEAPOLITAN- ナポリタン 1st Single 「春風」では、メロ、バッキング共にこのギターを使用しています。
まとめ:やっぱサイケの音だ。
サウンドの傾向的には「the ストラト」なんですが、やっぱりサイケならではの「音抜けの良い」「ビテージっぽいのに、モダン」な音に仕上がっていると思いました。
また、サイケのギターはいっぱい持っているので、レビューして行きたいと思います。
2022/11/22
その後、本ギターのトレモロスプリングを交換して音検証したので、本記事の続きとして以下リンクしておきます。
以下、本楽器についての記事をまとめています。