ギター・作曲の先生からみて「来てほしい生徒」「来てほしくない生徒」とは?

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コラム
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僕はギターの講師の仕事を始めて10年以上、100人以上の生徒に教えてきました。
そんな中で、正直、こういう生徒に来て欲しいこういう生徒には来てほしくない
と言うのがあります。当然、どんな生徒さんにも真剣に取り組みますが、先生、生徒も人間ですから。。
最も、ギターを上手くなるためには、先生との相性が一番だと記事に書いた事があります。

ですが、相対的にみて「上手くなりやすい人」「上手くなりにくい人」の傾向はあります。
それも含めて書いていきます。
もしこれからギターや楽器を習おうと考えている方は、参考にしてみてください。

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「来てほしい生徒」(上手くなりやすい人)の特徴

自主的に練習をする人

僕は、生徒さんに対して宿題をあまり出しません。
宿題」=「やらされている」感覚になるからです。
そのため、なるべく「自主的に何かを練習したくなる」ように持っていける様にしています。
つまり、自分で練習したい事を見つける事により、上手くなる理由も見つかるのです。

質問が多い人

自分で練習したい事を見つけられた人は、その事に関して「不明点」が出てくるので、それを質問して欲しいです。そう言う方は、レッスンが始まっても先生に質問攻めをするので、時間があっという間に過ぎていきます。
先生(僕)からしても、質問をたくさんしてもらえる方が、生徒さん本人が求めている物事を直接提供できるので、楽なのです。(笑)
逆に、質問のないひとは「この人には何が必要だろう、何をしてあげると楽しんでくれるだろう?」とカリキュラムを考えないといけないので、大変です。時間も持て余してしまいます。
要は、受け身ではなく攻めで来て欲しいわけです。笑

たくさん雑談ができる人

僕のレッスンは、時間の半分くらいを「雑談」に費やす事があります。

生徒A
生徒A

え〜、、ちゃんと仕事してくださいよ


と思うかもしれませんが、僕の話と言うのは、基本的に「音楽」の話しかしません。(しか出来ません。笑)
普段音楽を仕事にしていない会社員の方にとって、直接音楽業界の話を聞けるのってすごく面白いんですって。「違う世界に行った気分になれます」と言ってくださる方が多いです。
また、プロを目指す方にとっては、雲の上のような世界の話を現実に聞けるので、正直なところ実技より必要な内容だったりするわけです。音楽業界を身近に感じる事ができます。

また、雑談ができると言うことは「人間」としての関係も良好と言うことなので、やはり沢山話をする人ほど、楽しんで上達できている方で多いです。(楽しくなるように僕がエスコートいたします)

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「来てほしくない生徒」(上手くなりづらい人)の特徴

自主的に練習をする人

上手くなりやすい人と同じですが、ちょっと意味が違います。
時々、こう言う人がいます。

なんか偉そうな人
上手くならない生徒1

すみません、ちょっとホワイトボードお借りしても良いですか?私が調べた結果、Ⅱ-Vの上では、フリジアンスケール、リディアンスケールが最も合うという理解で合っていますでしょうか?

男友達A
上手くならない生徒2

(ピロピロピロ…!!!)僕、速弾きできるようになったんすよね〜〜〜。(ピロピロ)チラッチラッ(こっちを見てアピール)

ハァ….。笑
教えていない事を自分で練習(勉強)しすぎて、間違って覚えてしまっています。
また、教えてもいないのに速弾きとかを練習して見せつけてくる人など。。

自主的に練習する事は良い事なのですが、ご自身の実力を過信しており、僕が教えている事と全く違う事を練習していると言う事です。さらに、こういう方は、「教えて欲しい」と言うより「僕の知識、テクニック、すごいでしょ?」
と、見せつけたいタイプなんです。そして、漏れなく全員良くないし、できてません。。笑

難しい理論も、速弾きも、しっかり基礎から積み上げないといけないのです。それが出来ていないから教えてもらいにきてるんでしょ?笑
もしそれが出来ているんだったら、教えてもらわなくてもデビューなりなんなり出来てるはずですよ〜。

そのため、僕の話も全く受け入れてくれないため、全然上手くなりません。

質問がない人・雑談ができない人

生徒B
生徒B

○○の弾き方がわからないんだけど…こんな初歩的な事質問するなんて恥ずかしいし、笑われそう。。

そんな事ないです。ギターを習いに来る人は、9割初心者です、ギターを持つ向きから教えますから、どんなに初歩的な事を聞いてもらっても構いません。もはや、簡単な事の方が僕も答えるのが楽です。笑

 

理論武装する先生
上手くならない人3

会社の忘年会でギターをやるんですが、上司に無理矢理習いに来させられました。時にどんなアーティストが好きとかありません。

はい、無理です。笑
Fコードで挫折してくださいませ。笑

こうなりたい、あぁなりたい、と言う、多かれ少なかれ憧れるイメージがないとまず無理です。
あと、上手くならないのは上司のせい、先生のせいにしているとダメです。

あと、お子さんでも習いに来させられてる人はダメです。お互いしんどいだけです。
どうしようもないですよね。

僕としても一生懸命興味を持ってもらう努力はしますが、完全に遮断してる子僕のパソコンでYoutube見るのが目的の子は上手くなりません。笑
子供の心ばかりは、本人が(身体的な面でも)成長するのを根気強く待つしかありません。

なんか色目づかいで来る人

レッスン外での食事のお誘いや、プライベートで生徒さんと会うのはあまりできないのですが、女性の生徒さんで、お断りした事によってめっちゃ機嫌悪くなってレッスン中無視されたり、ドンドン!ガッシャン!!みたいに扉を荒っぽく閉められたり(壊れるのでやめて)、泣かれたりした事あります。笑

男性の場合はあまりプライベートのお誘いは頂きませんが、レッスン中にお茶会みたいになる時はあります。それは、歓迎です。笑(僕からはしませんよw)

あと、レッスンスケジュールを合わせるために個人のLINEやメールを教える事ももちろんあります。そんな中で、多少のご質問とかならもちろんご回答するのですが、

「先生〜今度○○行こうよ!」とか「先生の事知りたいから○○教えて〜」とか、「○○おすすめだから、やってみて!」とか、やめて欲しいです。少なくともレッスンの時に聞いてくださいw僕にもプライベートはありますからねw
あと、僕の作品やライブも見たことないのに「先生の(レッスンの時でしか聞いた事ない)ギターが好きだから先生の事もっと知りたい」とかもキツいです。笑
理由になってないです。好きならライブに来るか作品を聴いてください。

ちなみに、元々生徒さんで、今はお友達付き合いをしている方も何人か居ますが、長いレッスンをする中で築かれた関係ですので、歴も浅いのにいきなり音楽意外の事を求められても困ります。w
僕、こう見えて1日のうち24時間は音楽の事しか考えていないので、それ以外の話題ありませんよ?w
あと、先にも書きましたが、お友達になるとしてもレッスンを卒業してもらってからですね〜。。(色々な人に迷惑かかりますから。。)

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最後に

以上、また半分愚痴になりましたが。笑
上手くなる人、ならない人の差は紙一重なのかもしれません。
やる気」を何処に向けるのかが、大事なのかもしれません、

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海津信志 | Shinji Kaizu
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