Gibson Custom Shop ES-355[3/3] テールピースをアルミ製に交換した結果【サウンド検証】

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機材レビュー
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愛用のGibosnのES-355ですが、僕が所有しているギターでは一番長い付き合いで、色々とガタが出てきたり、純正部品では弱い部分が多く、楽曲に夜向き不向きが大きかったので、ここぞという時しか現場には持って行っていませんでした。
しかし改めて調整や交換を重ねてきて、前回ピックアップを、純正品の57Classicから、Ron EllisのBetteに交換した頃により、サウンド面ではかなり理想に近づきました。

ただ、楽器としてもかなり弾き込んでビンテージ感がだいぶ出てきて良い感じではあるのですが、普段ストラト等のロングスケールの楽器で慣れている分、ミディアムで弦高を低めで設定しているとちょっと音や引き心地がヤワすぎるかなというので、もう少しだけ元気にして改善したいと思いサイケデリズムに相談に行きました。

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テールピースを亜鉛ダイカスト→アルミに交換

下部にビグスビーを搭載していた跡があります。

新品購入時はビグスビーが着いていたのですが、チューニングは狂うわ共鳴で音は暴れるわで1年くらいでストップテールピースに交換しました。

この際は特に好みはなかったので、定番の亜鉛ダイカストの物を装着してもらいました。
ビグスビーからの交換でかなり音質が改善されたので、特に気にせずずっと使っていました。

アルミの方がかなり軽量

亜鉛ダイカストからアルミのテールピースの違いとしては、まず重さが全然違います。
アルミの方が半分くらいの重さで、とても軽いです。
これがかなりサウンドに作用します。

亜鉛ダイカストは重いので、音も下に重心があり、しっかりとした音になります。
ボディには共鳴しすぎないので、アルミに交換した後に思ったのですが、亜鉛ダイカストはクリーンより歪ませた方が良いサウンドが得られる感じがしました。

対してアルミは軽いからか、結構金属の共鳴を感じます。
ただ、ビグスビーの時みたいに暴れる感じの共鳴ではなく、しっかりボディにも伝わっているなというのがわかります。

楽器自体もかなり育っていて良い材を使っているので、ボディに共鳴してくれた方が箱鳴り感も含め「セミアコ感」がすごくでます

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サウンドで聴き比べ

アルミに交換したサウンド
亜鉛ダイカストの音

どうですか?あんまりわかりません?笑
アルミの方が「生鳴り」感が出ていて、中高域にコシがある感じ、亜鉛ダイカストは中低音にフォーカスしたサウンドになっていると思います。

僕みたいにニュアンスを重視したいタイプのギタリストはアルミの方が良いですね。

というか、ロンエリスのピックアップはまじで良いですね。。

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その他全体的に調整も済みほぼ完成形になった。

今回のサウンドの方向性に合わせ弦高も上げ、より「玄人向け」な楽器に持っていくことができたと思います。
一旦これで満足したので、また好みが変わって調整した際には記事にしたいと思います。

いつも色々なリクエストにお応えくださるサイケデリズムさんには感謝です!

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