2023/8/27 使用楽曲情報を追記しました。
2019年8月に購入したThreedots Gutiars製Threedots Gutiars-Sのレビューです。
とても使い勝手の良いストラトタイプの万能ギターです。
元々リアにはオリジナルのシングルタイプのハムが載っていたのですが、他マイクとのバランスは良かったのですが、バッキングに使うには音が太すぎるし、リードではキンキンして僕には合わなかったので、Suhr ThornBucker に載せ替えました。ネック、ミドルとの整合性は少なくなりましたが、逆にサウンドが幅広くなり、しっかりリードにも対応できるようになりました。その上で、Freeway SWITCHを搭載して10wayのサウンドが出せるカスタム仕様です。
Threedotsはエンドースアーティストをさせていただいています。いつもありがとうございます。
2023/5/12 実際の使用楽曲を追記しました。
サウンドの特徴
「The ストラト」という感じではあるのですが、ヴィンテージ系でよくある「合う曲には合うけど合わない曲には合わない」や、モダン系のストラトの「クリーンカッティングには合わない」などのウィークポイントが、このギターにはありません。
搭載されているPUが優秀ということもあるのですが、どこかのポジションでは必ず欲しい音が出てくれるので、アンプの音作りと合わせたらほぼ何でも欲しい音は出る印象です。
その上で、90’s J-Rock系の歪みサウンドは容易に出ます。
また、ハーフトーンの単音カッティングが「それ感」がすごく出るので、爆裂に気に入っています。
さらに、フリーウェイスイッチを搭載しているため、通常の5Way+5Wayで10通りものサウンドを作ることができますし、面白いことにどれも使える音です。
クリーンカッティングも綺麗に細めに出てくれるし、リアハムではしっかりリードが弾けるので、本当にマルチなギターです。
各マイクの音色の違いは動画中盤へ。
実際の楽曲での使用
こちら、主にカッティングで使用しています。クリーンの単音カッティングが80’sぽい音になるので、とても好きです。
その他、現在稼働中の某大作でも使用していますので、公開され次第ご紹介します。
2023/5/12 追記
2023/8/27追記
使用感
ボディは通常のストラトより少し小ぶりで、ディンキーサイズ?よりは大きいです。
サウンドにはかなり影響しているように思いますが、低音がスッキリしているので、逆に扱いやすい要因にもなっていると思います。
重量も3.4-5位なので、軽いです。汎用性も抜群。
スペック
アルダーボディ、メイプルネック、ローズ指板、22Fの一般的な仕様です。特にめちゃくちゃ良い材を使っているわけではないので、実売価格は比較的安いですが、現場で使うギターとしては十分すぎるセットアップ、音質です。
最後に
完全現場仕様のギターなので、見た目、装飾は最低限で、音に完全フォーカスを当てたギターです。
オカダインターナショナルさんに伺ってカスタムや修理の相談に行った時も、リペアマンやスタッフの皆さんが「現場仕様の音」を知っているからこそ、的確な処置をしてくださっています。