ThreeDots Guitars LP【機材レビュー】

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機材レビュー
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2024/3/14使用楽曲を追記しました。

2023/10/9 使用楽曲情報を追加しました。

2023/8/27 使用楽曲情報を追記しました。
エンドースメント契約をしていただいている「ThreeDots Guitars」のLPモデルのレビューです。

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購入の経緯

今まで、LPモデルを一度も所有したことがなかった。

ギタリストにとって、1度や2度、3度や4度….100回くらいはLes paulモデルのギターに憧れる事ってあると思います。僕もその一人です。

でも、ギター歴15年以上にもなり、今やギターも30本近く持っているのに、一度たりともレスポールモデルを所有したことがありませんでした。

一度たりともです。自分でもびっくりです。憧れがすぎるため、ずっと避けてきたのです。
厳密にいうと、何度も所有するチャンスがあったのですが、みすみす逃してきました。

高校2年生の時

僕が初めて買ったギターは、遊戯王カードやデジモンの貴重なグッズをを売りまくってかき集めたお金で買ったfender japanのストラトキャスターでした。でも、当時メロコアやパンク、エモ系がど真ん中だった自分にとって、シングルコイルの音は細すぎたのです。そこで、レスポールが欲しい!となるのですが、小柄な僕にとってレスポールは結構重いのです。

そんな中、大好きだったBEAT CRUSADERSのギタリストのカトウタロウさんが使っていた「SG」を見て、「これだ!!」と思い、さらに貴重な遊戯王のカードを売りまくってバイトもして集めたお金でSGを購入した後に、実はカトウさんはレコーディングではレスポールカスタムを弾いていると知り、落胆するのでした。

ちなみに、当時でもSGはセールで12万円くらいしましたから、高校生だった僕にとっては非常に大きな出費でした。

今はSGは手放してしまいましたが、非常に後悔しています。SGにはSGのサウンドがあるんですよね。

プロになってから

ギターが仕事になった頃の当時は、フェンダーカスタムのストラト、GibsonのES-355を使い分けていましたが、やはりレスポールのガッツリしたハムバッカーの音が必要になってきました。

ですが、その頃は「どんな仕事でも使える、安定して品質の良いギター」というのに魅力を感じていたので、またもやレスポールを買わず「PRS Paul’s Guitar」を購入しました。

サウンド的には当然ハムサウンドなんですけど、これも結局「PRS」の音であって、レスポールの音とは違うんですよね〜。笑

PRSは独特のねっとりした中低域がある印象なんですが、ロック歌謡曲系の曲の時など、今でも良く使います。ライブでは逆にそれがうるさいので、見栄えする割りに外には持ち出していません。。。泣

例えばこの曲でもPRSを使っています。

コンテストで…

某ギターのコンテストに出場した際、優勝賞品と、2位の賞品がレスポールでした。(優勝はCS製、2位はUSA)

そして僕はなんと、3位でエピフォンのカジノが賞品でした。。。。
いやまあ、これでも十分嬉しかったんですがw今は一切弾いていません。笑

….という感じで、

今まで何度もレスポールを持つ機会を奪われて(?)きたので、もし自分がレスポールを持つとしたら、相当選び抜かれた物か、誰かから貰うしか考えられないと思っていた所で(笑)

ThreeDotsさんからLPタイプのリリースがあると連絡を受け、すぐに試奏に出向きました。笑

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実際の楽曲での使用

実際にリリースした楽曲で使用した例です。

2023/4/25追記

作曲・ギター・ベースを担当しています。ギターは全編Threedots LPを使用しました。ベースもThreedotsです。

23/08/27追記

歪系は全般で使用しました。

23/10/09 追記。

メロディなどのリードで使用。
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僕がレスポールを選ぶ基準

レスポールは、年代や型番により重さや、中身の構造(チェンバード加工がされていたり)も様々です。(それについては詳しく解説されているブログを探してください。)

近年は、軽い個体が好まれる傾向にあると思いますが、僕はあまり軽い個体は好きではありません。

レスポール特有の「ドシッ」とした感じが出ないし、軽い個体はチェンバード加工がされているせいで音が散漫になってしまう事が多いからです。

そのため、僕は弾いたり持ち運ぶのに支障が出ない程度に、少しだけ重めの個体を選ぶようにしています。

今回選んだLPは3.6kgです。まぁこれでもレスポールとしては無茶苦茶軽いですけどね。笑

複数本試奏した中で、低音の出方がブーミーになりすぎず、かつ軽くなりすぎないバランスの取れた子がコイツでした。

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ThreeDots LPのいい所

Freeway Switch!!

これですね。
通常レスポールは3wayの[ネック→ミックス→ブリッジ]のマイクセレクトになるのですが、これが6wayになっていて、各タップサウンドも出せるようになっています。

このタップサウンドがめっちゃいいんです。

LPの強みでもあり、最大の弱みである「音のどしっとした重み」を、マイクをタップする事により軽減する事ができます。

いつも、ハム系のギターを持って行くときは、テレキャスターやストラトも必ず予備で持っていっていましたが、Threedots LPがあれば、その辺のシングルサウンドもある程度カバーできます。(ストラトやテレの音になるわけではありません。)

音がいい!ピッチがいい!

Threedotsのどのモデルでも言える事ですが、値段は安めの設定なのに、しっかり「プロの音」がでます。ピッチも申し分ないです。
ビンテージやGibsonのギターでよくある「音はめっちゃくちゃいいけど使いにくい。。」ていうのが僕は大嫌いなので、「音がちゃんとしてるのに弾きやすい」と言うのは最高です。
仕事で使うギターってこう言うのでいいんです。

ぶつけても気にならない!

申し訳ないですがこれもあります。笑
高級なビンテージギターなんかだと、ぶつけたらショックだし、思いっきり弾き倒す事って僕にはできません。

でも、こいつならできます。笑
ラッカー塗装じゃないので、環境の変化にも強いと言うのも魅力です!

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ThreeDots LPの良くない所

別にないんですが。。強いて言うなら

所有欲は満たされない

先にも述べましたが、ビンテージや高級ギターのような「所有感」を得ることはできません。笑
Threedotsは「道具」として考えると、とても合点の行く楽器です。

まとめ:プロや、プロを目指す人に使って欲しい

プロの方には、使い勝手のいい「メイン」ギターとして、プロを目指す人には「プロの音」を知るために、ThreeDotsのギターを是非弾いてみてください。

ThreeDots Guitars | Okada-InternationalOkada-International
楽器輸入代理店、オカダインターナショナルのホームページです。
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