Gibson Custom Shop ES-355[1/3]【機材レビュー】

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機材レビュー
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サクッと1曲作りました。

2008年に購入したGibson Custom Shop ES-355のレビューです。

2022年10月に、PUを貴重な高級マイクのロンエリスに載せ替えました。そのサウンドチェックは以下にて記載しています。

2023/5/8 実際の使用楽曲を追記しました。

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Ginson ES-335の上位機種「ES-355」

レスポールでいう「カスタム」の位置付けですね。材などの仕様が一部異なります。

プロミュージシャンになることを決意した18歳の時に購入した(親に手伝ってもらいましたが。)
Ginson Custom ShopのES-355

僕の所有しているギターでは一番長い、15年の付き合いです。(2022年現在)
当時、Oasisのノエルギャラガーに憧れて、購入を決意しました。(ノエルは赤ですが。)

僕が上手くなって、プロになるまでの過程をこのギターは全て知っているし、扱いも相当ハードでしたので、15年とは思えない使用感です。。

今回、フレットの打ち替えをメンテナンスやギター購入でお世話になっているサイケデリズムさんにお願いしました。それに際して機材レビューも兼ねて記事にしました。

スリキズ、塗装剥がれ、多数。よく「ビンテージ?」なんて言われます。
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楽器のスペック

  • Body:メイプル(セミホロウ)
  • ネック:マホガニー
  • 指板:エボニー
  • PU:57 Classic

今は無くなった、ギブソン・メンフィスカスタムショップの2008年製です。
一度廃盤になり、近年ギブソンの別工房で再生産が開始されましたが、残念ながら指板材はリッチライト(樹脂)のようです。。。

リッチライト自体は、音も安定しており悪くはないのですが、弾き続けると汗でベタベタする感じが如実に現れるので、まだ僕は好きになれません。

当機種は、貴重なエボニーの時代の最後期のものです。
ちなみに、ブリッジは元々ビグスビーでしたが、重いし響きが荒れるしチューニングが狂うので、10年ほど前にストップテールピースに交換しました。

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これまでの改造歴

  • 2009くらい ブリッジをビグスビー→ストップタイプに交換。at 三重の個人工房
  • 2010くらい ナット交換 at 大阪の個人工房
  • 2011くらいの正月 シールドジャックを、外れにくいようにステレオのものに交換 at 神戸の個人工房
  • 2018くらい オーバーホール at 相模リーガルプレイス
  • 2021 オーバーホール at 恵比寿サイケデリズム
  • 2022 フレット交換 at 恵比寿サイケデリズム
  • 2022/10 ピックアップ交換 純正57Classic→ロンエリスBette at オカダインターナショナル

メンテやナット交換は定期的にしています。ピックガードはボロボロになったので外しました。

バンド時代も含め、普段の練習もずーっとハードに使っていたので、修理をする機会が多かったです。でも、中々これだ!という音にならず、
2021年のZORNさんの横浜アリーナ公演での演奏で使用するために、サイケデリズムでオーバーホールしたのですが、それでやっと理想形に近づきました。

その時の演奏の模様はZORNさんのDVDで観ることができますので、是非ご覧ください。


サイケでオーバーホールした後は、わりかし満足して現場でもちょこちょこ再使用するようになっていたのですが、フレットが残り少ない上に、元々のギブソンのものですから、ピッチもゆるいし、どうしても音が散漫する感じがあったので、今回フレット打ち替えを決意しました。さすがサイケデリズムの技術によりしっかりと芯があり、軸が揃った音になりました。サイケデリズムのギターの音色に近くなったのは僕としてはラッキーですw

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音色は、やっぱりすごい。Gibsonのギターは成長する。

ギブソンあるあるですが、音は最初は硬かったです。僕自身もまだまだギターが上手くない時代(18歳)だったというのもありますが、ほんとにセミホロウか?ってくらい鳴りませんでした。

22歳くらいの時からはストラトも使うようになったり、benedettoのフルアコも使うようになったので、徐々に出番が少なくなっていったものの、時々この「Gibsonの泥臭い」音が欲しくなり、現場に持って行ったり録音で使用する事はありました。

ですが、楽器自体の劣化も激しく、どうしてもメインに返り咲く事はなかったのですが、ふとした機会に相模のリーガルプレイスでオーバーホールをしてもらった事により、だいぶコンディションも安定したので、また使用頻度が上がってきました。

それから、急に息を吹き返したように?どんどん鳴るようになりました。
材自体も乾燥が進んだのか、ビンテージ顔負け(見た目はビンテージ級だがw)の枯れたサウンドになり、聴いた人からは「いい音だね!」とよく言われるようになりました。

その後、先にも書いたように、ZORNさんのコンサートに合わせてオーバーホールして、今回リフレットした事によって、完全に現場に復帰できるコンディションになりました。

実際の音色は、記事最初の動画より視聴してください。バッキングもES-355で録っています。

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2022年10月追記:ピックアップをロンエリスBetteに交換。

これで理想系を超えていきました。どんどん進化していく当機です。

2022年12月追記:テールピースをアルミ製に交換。

実際の使用楽曲

2023/5/8 実際の使用楽曲を追記しました。

イントロメロで使用。
ギターソロで使用。
エレキ全般で使用。映像でも登場します。
ギターソロで使用。
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